ぷにっとありがたい日々

何事にも感謝をする毎日。

9/11

2001年の米国同時多発テロから
もううすら20年経とうとしていることに
驚いた。

20年と言うと赤ちゃんが成人するような期間だ。

当時私はすでに大人だったが
まだ実家で両親と暮らしながら仕事をしていた。

あまりテレビを見る家庭でなかったので
世間様が大騒ぎになっているとは
露知らず、翌日母と外出したときに
帰りの車の中のラジオで初めて知ったのだ。

最初は今度放映でもされる新しい映画の
ワンシーンをラジオで現実っぽく
ニュースのように言い始めたのかと思った。

ニュースが進むにつれて、

「これって、本当の話?」

と思わず母と一瞬顔を見合わせて
固まってしまった。

運転していたのは私だったか
母だったか良く覚えていないのだが

とにかくウソのような話が本当だったことに
言いようのない衝撃を受けたことだけは
今でもはっきりと覚えている。

この件に関しては諸説あるが、
その日の朝、何も知らずに出かけていって
巻き込まれた人たちがいるのは事実である。

友人がたまたま日本からアメリカの
ディズニーランドに出かけており、
その日は彼女が日本に帰ってくるはずだった。

事件現場からは遠かったものの、
アメリカ中の航空機関が

待ったをかけていたらしい。

その友人のお土産をもらいながら
1日2日、足止めをくらって
日本に帰ってこられなかった話は
今も思い出す。

毎年この日になると
事件の翌日に車内のラジオで
母とこのニュースを聞いたことと
疎遠になってしまった友人の話を思い出す。

元気にしてるかな。


どうもありがとう。