ぷにっとありがたい日々

何事にも感謝をする毎日。

道端に咲く花には気づいても

どうも私は選択肢ならぬ選択「視」が
あっぱれな様子。

年齢を重ねるにつれ、
目も心も汚れてくるような気がして

今でこそ、
「世界や人の良いところを見るようにしよう」
と言った本を読むことはあるが

やはり元々が幸せなところ、綺麗なところを
無意識に見られる性分のようだ。

ある朝、
私は夫が運転する車の助手席に
乗っていた。

赤信号で唐突に夫が

「すごい数のステッカーだな」

というので

そちらに目をやると
ガードレールいっぱいにステッカーが貼られていた。

あまりに色取り取り、
形も丸に楕円に視覚に長四角・・・

一見楽しいようだが
古いものもたくさんあり

雑多に貼られているので
もちろん見た目は良くない。

しかし私はその日まで一度もそれに気づかなかった。
もう5年も同じ道を通っているというのに。

その日はどうもステッカーと
ご縁があったようで、

一軒、やたらステッカーが貼られた家もあった。
あった、とは言ってもこれまでもずっと
その場所にあった家なのだが

私の目にはまるで映らなかったのだ。

基本的に美しいものを選択「視」してくれる
私の目。

どうもありがとう。